2020-01-01から1年間の記事一覧

頭が良くなりたい

私は人の名前が覚えられない。名前の頭文字が同じなら、ほぼ100%の確率で間違える。例えば山本さんと山田さんを間違えるという風に。これくらいなら、普通の人でもあると思うのだけれど、私の場合、全く違う人に全く違う名前で呼んでしまったりする。前の職…

相手の立場に立つとは?

ついにやってしまった。患者さんの家に行くのに、携帯ナビを手にしているところを白バイに見つかってしまったのだ。はじめ夢中で横に居るなんて気が付かず。で、白バイが私の前を走って、振り返って目が合って。あ、私だよね?でも、今すぐ止まれないし。と…

これが最後になるかもしれない

今訪問している患者さんの中に、心不全や腎不全の疾患を抱えている患者さんがおり、 ある時採血の結果が良くないので、食生活を伺ったところ、ご本人は良かれと思って食べているものが自分の身体に負担をかけている可能性が高い事が分かった。(食事がおかず…

初夏の風

初夏の匂いがする 甘いサツキの香り 遠くで田んぼに水が入った匂い カエルの合唱 草っぽい麦の匂い ジャスミンの魅惑的な香り 深く息を吸い込む 夏が来る気配 何となくワクワクする 生命が活発に動き出している 人間も早く動き出したくてウズウズしている 人…

本当は

今知的障がい者の方のグループホームにも、処置のために訪問に行かせていただいているのだけれど、いつも何か忘れていた大切なものを思い出して、優しい気持ちになって帰ってくる。なんだろう、この打算のない純粋無垢な、それでいて無防備な心に触れた時、…

待ってくれているという事・待つという事

今日は娘の入学式で、校長先生も主任の先生も、新入生一人一人が入学することをとても心待ちにしていたという話をされた。先生だけでなく、2.3年生もとても楽しみにして待っていたのだという。 ただ、待つだけでなく、そのために色々と準備もして下さってい…

82年生まれ、キム・ジョンを読んで

「要らないよ。人が噛んで捨てたガムなんか。」 これは 私がこの本を読んで一番衝撃を受けた言葉である。主人公であるキム・ジョンがはじめての彼氏と別れた後、主人公に想いがあったサークルの先輩が、周りから好きなら応援するから、アタックすればと勧め…

卒業式

コロナウィルスの影響で、突然の休校となり、危ぶまれた娘の卒業式も無事に開催することが出来た。出席者は全員マスク着用で、先生と卒業生と保護者だけの式だった。 子ども達はぶっつけ本番で、みんなで言う言葉のリレーなんかも紙を見ながら、時には詰まっ…